発色は化学反応だ!ノーカーボン紙の仕組み

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見積りについての疑問

複写伝票の見積りをしたらN40って
書いていたけど、何の事?
昔、使っていた裏が青い伝票とは違うの?

お客様

そんな用紙についての疑問にお答えしていきます☆

N40の「N」はノーカーボン紙の事を指しています。
「N」の後に続く数字は用紙の厚みを表しており、数字が大きくなるほど厚くなります

ノーカーボン紙とカーボン紙の違いを目で見て判断するのは、ウラを印刷できるかできないかが違っています。

ウラ側が黒や青のカーボンをひいたカーボン紙と違い、ノーカーボン紙はウラ側は見た目は
白紙になっているので、規約などを印刷していただけます

※カーボン紙とは、顔料(色の加工)を塗られた用紙で複写したい書類の間に挟んで
使用していた 用紙のことを言います。
〜カーボン伝票で日常的に見かけるのは宅配便の伝票になります〜

新人ちゃん

カーボン紙はウラに加工されているから複写されるのは、わかったけど
ノーカーボン紙はどうして発色するの?

マーブルちゃん

ノーカーボン紙は発色剤と顕色剤(けんしょくざい)の化学反応で
発色させてるの。

クロスくん

片側ずつで役割が違うから必ず2枚1組で発色する
仕組みになっていて、カーボン紙と違って複写した後の
文字を触っても手が汚れないんだ。

発色剤と顕色剤(けんしょくざい)の化学反応により発色するので、用紙の順番を
入れ替えたり、違う紙を挟んだ場合は複写されません

※書いてすぐは筆圧にもよりますが薄く発色する場合がありますが、
発色は時間が経つにつれて濃くなってきます。

使用上の注意点
発色剤の関係上、長時間日光にさらしたり、アルコールや水に濡らしてしまうと
発色剤が薄まってしまい、発色不良や複写した文字などが消えてしまう可能性が
あります。高温・高湿の場所での保管は避けるようお願いします

上記内容をふまえて商品をご注文される際の冊数は、1年以内で使い切れるくらいが
ご注文いただく適量ではないかと思います。
ご注文の際に参考いただければ幸いです♪

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