伝票の裏面は印刷できます。しかし「裏面からの複写はできません!」

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こんにちは、DPnetです(^ _ ^)
本日は、「伝票の裏面」ついてお話しいたします。


例えば、伝票印刷【2枚複写伝票】の場合、
1枚目の表面に印刷、
2枚目の表面に印刷。
または、
1枚目の表面に印刷、
2枚目の表面に印刷、2枚目の裏面に印刷(規約や約款などの情報)
という内容を多くみられます。

伝票の裏面印刷に関しては、2つ大事なことがあります。







目次

裏面を “ 印刷したい ” ← できます (*’▽’)

お客様からの問い合わせで、
『文字の情報量がとても多いのですが、何か対策はありませんか?』
と質問をいただく事がありました。

文字の情報量の詳細をお聞きしたところ、規約情報の内容とのこと。
その文字数の量や内容ですと、『裏面に印刷することが多いですよ。』
とお答えさせていただきました。

伝票は、記入するというイメージが強いので、
以外と『裏面に印刷する・印刷できる』ということを知らない方もいるなぁと実感いたしました。





裏面が印刷できる理由

なぜ裏面の印刷ができるのか?
それは、伝票の用紙が
カーボン紙ではなく、「ノーカーボン紙」を使っているからです。

裏カーボン紙は、
用紙の裏面にカーボンを印刷するため、その都度カーボン紙をはさまずにすみます。
現在では、ノーカーボン紙(感圧紙)の登場により、
「カーボン紙」や「裏カーボン紙」は激減。裏カーボン加工ができる業者も、少なくなったようです。

「ノーカーボン紙」は、裏面も白い(無色透明といった方がわかりやすいかな?)
特徴をもっています。







※詳しくは、前回のブログ→『【1】複写伝票の用紙は種類があるってご存知ですか?』
をクリックして読んでね!

マーブルちゃん

もちろんノーカーボン紙だから、
白色に限らず、ピンクやクリーム色の用紙の色でも、
裏面を印刷することができるよ!








裏面から “ 複写したい ” ← 出来ません( ;∀;)


お客様からの問い合わせで、
『通常は、複写する時は表面からだと思うのですが、
裏面からの複写はできるのでしょうか?』
というご質問をいただきました。

結論からお答えすると『裏面からの複写は出来ません( ;∀;)
その理由を、次の項目でご説明させていただきます。







裏面から複写が出来ない理由

なぜ、裏面から複写ができないのか?

複写というのは、裏面からではなく、
表面から複写する枚数を組み合わせて、
無色インクが入っている発色カプセル(無色透明)をつけるしくみ

になっているからなんです。

発色剤・顕色剤が表面に塗布されていて、
上で書く紙(Aとも呼ばれる)、中の紙(Bとも呼ばれる)、下の紙(Cとも呼ばれる)に役割が異なっています。


※詳しくは、前回のブログ→『発色は化学反応だ!ノーカーボン紙の仕組み』
をクリックして読んでね!






いかがでしたでしょうか。
伝票の裏面印刷は、
“ 記入するのではなく、読まれる内容 ”としてご検討くださいね。


マーブルちゃん

最後まで、お読みいただきありがとうございます。(^ _ ^)

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