本日は、Illustrator(イラストレーター)で作成されたデータについて
入稿前に見落としが多い項目をまとめてみました。
ご参考にしていただけましたら幸いです★彡
データを作成される前にサイズを確認しよう!!
データを作成する前にまず確認していただきたいのは、作成するサイズになります。
作成サイズの周りに、塗りたし以外の余白が上下左右に3ミリあるかご確認ください。
余白がないと、ご指定されたサイズに切る時に断裁機のわずかな位置ズレにより、文字やデザインが
切れてしまう可能性があるので余白があるデータのご入稿をお願いしています。
製本様式が、とじクロス巻き製本の場合は、
入稿データに気を付けていただきたい点がございます。
当社では、「とじ加工」の余白(ミシン目で切り取る為の固定箇所)を
含めたサイズが注文サイズとなります。
ですので、データも「とじ加工」の余白を含めたサイズのデータを作成いただく必要がございます。
サイズの確認が取れるように、トリムマークの作成も併せてお願いします。

変形サイズを作成される場合は、トリムマーク付近に大きさが
わかるように、サイズの記入をしていただけましたら嬉しいです♪
トリムマークの作成方法についてわからない方はこちらをご覧ください
- ツールパレットから、長方形ツールを選択して仕上がりサイズを作成します。
※長方形は、塗り+線 はなし(非表示)にして下さい
非表示にされてないとトリムマークのサイズの大きさが変わってしまいます。 - メニューバーから、「オブジェクト」 → 「トリムマークを作成」で作成いただけます。
カラーモードを確認しよう!!
カラーモードは「CMYK」で作成をお願いします。
「RGB」データのご入稿は当社ではお受けしておりません。


カラーモードの変更方法についてわからない方はこちらをご覧ください
メニューバーから、「ファイル」 → 「ドキュメントのカラーモード」で変更いただけます。
「RBG」で作成されている場合は、「CMYK」に変更してください。
変更後、色の調整をお願いします。
黒色で作成していたデータもK1色ではないので、修正が必要になります
印刷できるか、文字の大きさと線の細さを確認しよう!!
当社での印刷可能なサイズは、フォントにもよりますが文字は6pt以上
線は0.25pt以上 濃度は100%で作成をお願いしてます。
※印刷できるか確認出来ないものもございますので、
申し訳ございませんが当社ではデータチェック対象外になります。
塗り足しが必要なデータの場合は、塗りたしがあるか確認をしよう!!
塗り足しが必要なデータの場合、塗り足しの作成したデータのご入稿をお願いします。
※ただし、のりを付ける方向にはのり浸透の妨げになるので、塗り足しは作成できません。
ご了承のほどお願い致します。


複数データがある場合は、印刷するページがわかるようにしよう!!
データを印刷するページが不明ですと、ページ数が判明するまで、データチェック完了できません。
印刷を開始する遅れの原因になります。入稿前にページ指定がされているかご確認下さい。



入稿後に、データのページ指定がない事に気が付かれた場合は、
チャットでお知らせいただきましたら幸いです。
データの埋め込みがされているか確認しよう!!
データ内に、写真やイラストを配置されている場合は、埋め込みの処理をお願いします。
埋め込みがされていないと入稿データから画像が消えてしまいます


画像の埋め込み方法についてわからない方はこちらをご覧ください
- メニューバーから、「ウィンドウ」 → 「リンク」でリンクパネルを開きます。
リンクパネル内に配置した画像の一覧が表示されます。 - リンクの配置画像を選択して、リンクパレット右上にある【三】をクリックして
「画像の埋め込み」で埋め込みいただけます。



画像データがカラーデータの場合、1色データにしか変換できません。
ご了承のほどお願いします。



〜 スキャニングの画像の配置について 〜
会社のロゴや、判子データとして使用はいただけますが、
その他の用途でのスキャニングデータは、使用いただけません。
詳しくは下記の項目をご確認いただきますようお願いします。


アウトライン化がされているか確認しよう!!
文字のアウトライン化をしていないと、違う書体に入れ替わりイメージした商品と違う事があります。
ご入稿データは必ず文字のアウトライン化済みのデータをご入稿下さい。
アウトライン化は、全てを選択した後に
メニューバーの「書式」 → 「アウトラインを作成」で変更いただけます。
この時に非表示や、書体をロック・シンボル化していると全てアウトライン化は
されないので、事前に解除していただくなどの対策が必要となります!
パターン化に文字を使用されている場合も、パターン作成前に文字をアウトライン化
されていないと、アウトライン化は出来ませんのでご注意ください。
文字のアウトライン化の他にも、効果メニュー項目やシンボル等を使用された場合は
予期せぬ不具合が生じる可能性がございますので、「アピアランスの分解」を行うようお願いします。
オリジナルのデータとご入稿のデータは別名で保存を推奨しています。



文字のアウトライン化や、アピアランスの分解を行うと
編集ができないデータになってしまいますので、
入稿データは別名で保存してお送りいただいてます。
オプションがあるデータは、位置の指定の指示をしよう!!
「ナンバリング加工」や「減感加工」などオプションがあるデータは、
加工する位置の指定指示をお願いします。
※1 「とじクロス巻き」を選択のお客様は、針金で1冊を固定しミシン目で切り取っていただく為に
製本側に固定する為の余白が必要になります。
指定がない場合は製本側から[10m m]幅でミシン目を作成致します。
※2 孔開け加工の位置はご指定がない場合は、紙端から穴の中心まで10mm、
孔と孔の間隔は80mmで作成致します。
以上8項目が、注意して頂きたい項目になります。
入稿データに不具合がございますと納期に影響が出てしまう可能性がありますので、
入稿前の確認はとても大事になります。
ご不明な点がございましたら、お気軽に当社DPnetにお問い合わせください。
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